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高く売るための家・土地の条件【住環境・アクセス・周辺利便施設】

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2018.01.23

高く売るための家・土地の条件【住環境】

教育環境

家や土地、マンションが高い価格で売却できる条件として、教育水準の高いエリアであることが挙げられます。具体例を挙げれば、埼玉県さいたま市の浦和区です。浦和区内には毎年東京大学への進学者が50名を超える県立浦和高校を筆頭に、有名大学への進学率が高い公立高校が複数存在します。

このため、教育熱心な家庭は積極的にさいたま市浦和区で販売されている家や土地、マンションを購入する傾向にあります。

また、景気が良くなると一般的には不動産価格が上昇する傾向がありますが、さいたま市浦和区のような教育水準の高いエリアの家や土地の価格は、不景気の時期と比べて10%以上も価格が上昇しています。

このように仮に不景気の時期に家や土地を取得し、好景気の時期に家や土地を売却する場合には、課税譲渡所得が生じる可能性が高くなり、税金を納めなければなりません。5年を超える期間保有していた土地や家を売った場合には長期譲渡所得となり、保有期間が5年以下であった場合には短期譲渡所得となりますので、税金を計算する場合には注意が必要です。

治安

家や土地を高い価格で売却できる条件としては、治安の良さを挙げることもできます。とくに一戸建て住宅の場合は、近年、夜間に自宅敷地内に不審者に侵入されてエアコンの室外機を盗まれる事案が頻発しています。

一戸建て住宅の場合は、タワーマンションと異なり防犯措置の手段も限定されますし、警備会社と契約を結ぶと費用も発生します。このため、治安の良好なエリアに立地する家や土地は、高い価格で売却しやすいのです。

江戸時代に大名屋敷や武家屋敷だったエリア

東京都の港区や渋谷区、千代田区は江戸時代には大名屋敷や武家屋敷が多く集まっていたエリアです。例えば、渋谷区の松濤は、江戸時代には紀州徳川家の下屋敷があったエリアです。このようなエリアは、現代では高級住宅街となっており、一区画ごとの敷地面積は広くなっており、道路の幅も広くなっています。

このような街は治安も良く、高級住宅街としての地位を不動なものとしており、高い価格で売却しやすい要件を満たしています。

土地の地盤

家や土地を有利な条件で売却するための条件として、地盤が良好であることは必須要件として挙げられます。地盤が強固な土地だからこそ、家や土地を売りに出すと、買い手がただちに現れるのです。しかも高い金額で購入してくれます。

地盤の良い土地とは、具体的には「台地」の台の部分に位置する土地です。東京都内では本郷台地や武蔵野台地であり、埼玉県であれば大宮台地を挙げることができます。例えば、埼玉県内で売りに出ている家や土地で、先行して購入申し込みが入る物件は、大宮台地に立地している家や土地となっています。

台地に立地している一戸建て住宅やマンションは、地盤が固いため、大地震が発生しても建物が倒壊するリスクが低いと言われています。湿地帯に建設された一戸建て住宅やマンションと比較すると、大地震発生時における建物の倒壊リスクが低いのです。このため、台地に立地している家や土地は、人気があります。

実際、埼玉県さいたま市内を走るJRの線路や駅、それから埼玉県庁、さいたま市役所、さいたま地方裁判所などの官公庁はすべて大宮台地に建設されています。地盤を調査したうえで、建設されているのです。

高く売るための家・土地の条件【アクセス】

通勤や通学のアクセス

家や土地を高い価格で売却できる条件としては、通勤や通学の交通アクセスの良さも重要なポイントです。通勤する会社まで、駅から駅まで30分程度の距離であることが望ましいです。具体例としては、埼玉県さいたま市にあるJR浦和駅から東京駅までは約30分で行くことができます。交通アクセスの良さは、家や土地を高く売るための必須要件です。

バスが必要な場合

家の場所によっては、徒歩や自転車では最寄り駅に行くことができず、バスに乗る必要があります。このようなエリアに立地している家や土地でも、高い価格で売却できる条件はあります。それは、通勤時間帯では3分や5分おきにバスに乗車できることです。バス利用に不自由しないエリアならば、家や土地を高い価格で売却しやすいです。

高く売るための家・土地の条件【周辺利便施設】

病院

家や土地を高く売却できるためには、周辺に病院があることが重要です。しかも、医師が個人で経営しているクリニックだけでなく、大学病院や赤十字病院などの中核病院や救急病院が周辺にあることが重要です。

人間は常に健康状態でいられるわけではありませんので、体調が急変した場合、すぐに近隣にある中核病院に移送してもらえるか否かは、家や土地を購入する側にとっては大きな要素です。

スーパー

家や土地の周辺にスーパーがあるか否かは、日常の生活利便性を考慮するうえでは、第一に検討するポイントです。家や土地から徒歩圏にスーパーがあれば、雨が降っている日でも徒歩で食材を買いに出かけることができますし、小さな子供が発熱した場合には、スーパーに出向いて氷を買うこともできます。

幼稚園や保育園

幼い子供を養育している家庭にとって、重要な施設は幼稚園や保育園です。都心部では現在でも待機児童が解消されておらず、保育園不足の状況は継続しています。このため、近隣に複数の幼稚園や保育園があるケースでは、家や土地を高い金額で売却できる要素となります。

高く売るための家・土地の条件【内装や整地など】

家の内装に留意する

家を売りに出すときには、不動産会社に査定をしてもらいます。そして、不動産会社から提示された金額を参考にして、販売価格を決めます。売主が自分の家をできるだけ高い金額で売却する方法としては、内装がきれいな状態に保たれていることは必須です。

不動産会社に査定してもらう日や、見学希望者が来訪する日には、事前に清掃をしておき、清潔感をアピールすることは大切です。また、壁のクロスが汚れている場合には、あらかじめクロスを張り替えることも大切です。クロスの張り替え費用は数万円で済みますから、高い金額で売却するための必要経費と認識して良いと思います。

土地を整地しておく

土地をできるだけ高い価格で販売する方法としては、できるだけきれいに整地にしてから、不動産会社の担当者に来てもらい査定をしてもらうことが必要です。敷地の一部に雑木林が残っていたり、ブロック塀が残っていると、買い取る側が雑木林やブロック塀を除去する費用を支出しなければなりません。

このため、きれいに平らに整地してから不動産会社に査定してもらったほうが、好印象を与えますし、高い金額で売る方法として有効と言えます。

また、不動産会社に査定に来てもらうときや、現地を見学したい潜在的な購入希望者に対しては、登記簿を用意しておくことは不可欠ですし、現地の土地においても、道路や隣地との境界線が明確にわかるように説明できることが重要です。

さらには、水道管の敷設場所を現地で説明できることも不可欠です。そして、土地の固定資産税などの税金については、滞納があるか否かについても不動産会社や潜在的な購入希望者に対して説明できなくてはいけません。

日照条件

家や土地について、不動産会社に査定してもらう日は、天候の良い日でなおかつ陽当たりの良い時間帯を選ぶことも、高い金額で売却するための効果的な方法です。潜在的な購入希望者が見学に訪れる日時の設定も同様です。休日は1日中、自宅で過ごすこともありますから、できるだけ日照条件の良い時間帯に来てもらうことが得策です。

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